セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



歪んだ愛の果て 1

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。



彼女と付き合い始めたのはかれこれ三ヶ月前の事で
彼女と別れたのはそれから二ヵ月後
つまり、今、一ヶ月経っている。

最初は静かで無口だけど可愛い子だなぁと思った
無口だけど、お人形の様に可愛い
髪は長く、だけど整っていて…それから清潔な感じがした
その出会いは俺の友達主催の合コン
何時もの様に軽い気持ちで参加した、その時既に俺には彼女がいたからだ
友達に頼まれたから来てやった。
それに、どうせ、ろくなのしか居ないと思っていたし。

だけど、彼女に出会った。

その時の彼女に比べると正反対だった。

言っちゃ悪いが昔の彼女は顔悪い、男癖が悪い、口悪いの三冠王だった
それに比べると、その子は顔良い、男を裏切らない、お嬢さん…昭和の感じ…、ホント良いお嬢さんだった。


「はーい!じゃぁ、俺から紹介するねっ、俺、林田クンね~皆ぁ覚えてちょーだい!」
全く友達の林田には毎回驚く、よくもまぁプライドを捨てたような事を言えるのだろうと思う。
しかも、会ったばかりの女達(その場に居る女全員)にメアドが書いてある紙を渡しまくる。

すると、林田は俺の肩をグイっと引っ張り
「コイツ、俺のフレンドの飯田クンっ無口だけど~喋りだすとヤバイから!ん~で…」
俺の紹介が終わるとすぐに他の奴の紹介をし始めた

嗚呼、何で、こんな仕切り屋の奴と友達になってしまったんだろうと…少し後悔した。

俺の左前に、その子がいた
綺麗だったけど他の奴に比べると居ないオーラが出ていた、ずっと下を向きウーロン茶を飲んでいた
気になっていたが、さほどその時はどうも思わなかった

すると女達の方も自己紹介をはじめた

「摩実で~す、よろしくねぇ~趣味はカラオケだから~気軽に誘ってね!」
どう見てもウカレバカのオーラ。

そして、その子の番が来た

「えっと、橘 結衣(たちばな ゆい)です、よろしくっお願いします」
ええ?それだけ?
早速、林田がチェックを入れた
「あの摩実って子、どう見てもイカれてらぁ~ははっ」
林田は指を一本立て頭上でクルクル回した
「その隣の子、顔は良いけど暗いね~」
「嗚呼」
それだけ言うと何も無かったかのように場を盛り上げた…凄い奴…

何だかんだで合コンは無事終わった
名前の分からない奴が、あのバカ女とくっ付いた様だった…結局やって捨てるんだろうが…


レストランを出ると夜だった、当たり前の事だが、星が綺麗だった
ぼうっとしていると誰かが俺の肩を軽く叩いた

「あのぉ…」

「はい?」
後ろを向くと、あの無口美少女結衣が居た。

「メアド教えてもらえませんか?」

「え?」
あまりに突然だったので驚いた

「あ…駄目なら良いんですが…」

「あ、いいよ、結衣ちゃんも教えて」
いつもの事だったので、さっさと教えて帰った。


家に帰ると、ウザイ女がいる
「ちょっとーアンタ、ここにイイ女がいるのに合コンかよ!?」
くだらないTVを見ていた
テーブルの上にはカップラーメン…

たまには自分で作れよ…と言いたくなったがキレそうなのでやめておいた

俺はお詫びの印(何でお詫びをしなくちゃならないか解らないが)にコンビニでプリンを買って来てやっていた。

「はぁ?アンタ、まさかコレで許せって言うんじゃないでしょうね?!」
全く五月蝿い女だ。
とか言いつつプリンを美味しそうに食っていた奴。
「嗚呼、そうだよ」
素直に言ったら
形相が変わった

「アンタ!他の女つくったんでしょう?!だから安いプリンなんて買ってきたんでしょう?!」

何でこう、すぐにヒステリックを起こすのか分からない…唯淡々と彼女の怒る顔を見ていた。
こういう女が一番嫌いなのに…何で付き合ってしまったんだろう?疑問ばかりだ

「俺の事を信じていないのか?」
俺はまた、素直に言った

「当たり前でしょ!男はすぐ浮気するからねっ!!」

「・・・・・(それはオマエだろ)」

俺は溜め息をつき、そのまま寝た。
こんな女と何で一緒にいるんだろう…


ケータイの受信音で起きた、どうやらバカ女(彼女)と事を済ませた後らしい、真っ裸でケータイを覗いた
すると、あの、結衣って子からメールがきてた

“昨日は合コン騒がしかったですね、私だけかな?また今度会いたいです。
迷惑かな?迷惑じゃなかったらメールください”

素っ気無いメールだったが、彼女からするとかなり頑張った文章だった。
それからこう送った

“いいね!!今度は静かな所で二人で会おうよ”

何で、こんな言葉を送ったのかわからない…
今の彼女じゃ満足していなかったからかもしれない…

そのまま、また深い眠りについた…


それから、一週間後、結衣と食事をして、結局最後まで行ってしまって…何だか微妙な感覚が襲った。
あんなバカで五月蝿い女だけど…一応俺の彼女だし…これって裏切ったんだよな…
こんな俺でも彼女を裏切る事に罪悪感を感じる。
彼女は平気でも俺は…。

横で静かに眠る結衣の寝顔は可愛かった



+続く+

まだ、歪んでいない気が…
未だ合コン、人と付き合う事をしたことが無いので
色々違った感覚かもしれませんがお許しを…
嗚呼、バカ女…



7月30日(土)00:23 | トラックバック(0) | コメント(2) | 小説モルグ | 管理

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コメント

おぉ

新しい小説始まったのねー☆
これからどう歪んでいくのか楽しみですな・・・ww

あぁそちらも3者面談終わったんだね。
こっちも終わったよ~
もう親が喋りまくって;;


 by まい | 7月30日(土)10:51

デア=>まいちゃん

うん、歪んで歪みまくるから!!
ストーカーだから♪

うん、親が何故かベラベラ余計な事を喋るよね…
まいちゃんはどうだった?


 by 渡瀬 千真希 | HP | 7月31日(日)19:00


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