セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 

AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する


生と死と…(後編)

※注意 
読んでいい気分には決してならない小説モドキです、それでもよろしければどうぞお読みください。


目が覚めると天国。
何もかも真っ白で…真っ白が天国で…。

左手が温かかった

「可南子…」

嗚呼…

「可南子…可南子…」

お兄ちゃん…

不思議と涙がこぼれていた。


私…生きてる…


「可南子…?」

なんで、私は生きているの?

「なんで」

「なんで…お兄ちゃん、私を置いていくの…?」

生まれた時から私はお兄ちゃんしか見ていなかったのに…
お兄ちゃんは私だけじゃない…
私の存在価値はお兄ちゃん一人だけだったのに…

涙が止まらない。

「置いていかないで…」
声にならない言葉を塞ぐようにお兄ちゃんが私にキスをした。

「置いていかないよ、大丈夫。」

私が死にたかった理由は、実の兄妹なのにその兄を好きになってしまった自分が汚らわしいと思っていたから…
生きたかった理由は、お兄ちゃんがいつもそばにいてくれたから…
そんな自分の気持ちが許せなかったから…
お兄ちゃんがいなくなるくらいなら死んだ方がましだと思ったから…

「ごめんね、私、お兄ちゃんの事が好きだった…ずっと好きだった…ごめんね…ごめんね…生きててごめんね…」


この世界に生れ落ちた瞬間から私はお兄ちゃんしか見ていなかった。

「何、言ってるんだよ…」

「ごめんね…お兄ちゃん…」

「クスリ、吐かせたの僕なんだ…可南子には生きていてほしいよ…一緒に…生きていてほしい…死なないで…」

「でも…私…」

お兄ちゃんは私の腕の点滴の針を抜き、私を抱き上げ病室を出た。


今、私の世界はお兄ちゃんしか存在しない…
お兄ちゃんしか見えない…
他のものなんて何も見えないし聞こえもしない…


どこでも良い

天国でも地獄でも…

生きても…死んでも…

二人一緒なら…


おわり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いろいろ資料を集めましたが、自殺をテーマに書いてみたいと思っていました。
拙く下手糞な文章ですが、最後に何か考えさせられる話がかきたかったのです。
そして、歪んでいるのに純粋な愛も書きたかったのです。
資料は“完全自殺マニュアル”という本です。

何か感じたことがある方は一言もらえるとうれしいです。



12月3日(日)00:46 | トラックバック(0) | コメント(3) | 小説モルグ | 管理

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コメント

こんばんわ♪

はじめまして
小説読みました
とてもよかったです
なにか言言うとすれば、これでお話わ終わりですか??人わどぉなったのですか??
気になります!!

でわ☆


 by kagetsu | HP | 12月3日(日)02:59

であ=>kagetsuさん

はじめまして、感想ありがとうございます
話はこれで一応終わりです、もし続きがあるとしたら二人は静かな場所で幸せに暮らしていると思います。
わざわざ書き込んでいただいて…本当に嬉しいです(*^ω^*)

ではでは失礼しました。


 by 渡瀬 | HP | 12月6日(水)19:26

よかったです♪

こんばんわ☆
囚が幸せに暮らしているなら、よかったです

あたしのブ□グにコメントありがとぉございます↑↑

でわ★


 by kagetsu | HP | 12月6日(水)21:17


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