セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



オススメ漫画③

■□アロエッテの歌□■(全2巻)
作者:犬木加奈子
おすすめ度:★★★★★

ずっと探していた漫画を遂に見つけ手に入れました…
本当に欲しかった漫画なんです。

(※ネタバレあり)

+ストーリー+
父なし子アロエッテ(ひばり:テナルディエ夫婦に名づけられる)(母からは愛を込めコゼート呼ばれる)を連れ母は仕事を探す、しかし子連れだとどこも雇ってもらえずモンフェルメイユ村まで来る。
そこにアロエッテと同じ年頃の姉妹が楽しそうに遊んでいました。
アロエッテの母はここでならアロエッテも寂しくなくいられると思いテナルディエ夫婦にアロエッテを預けパリに働きに行く。
何も知らないアロエッテはテナルディエ夫婦、その娘達に、それは酷い虐待を受けます。

そこで関わってくるのが私が小学生の頃最後に読んだ“ああ無情”のジャンバルジャン。(この本でアロエッテを読み始めた)
姉や姉の子供達の為、パンを一つ盗んだ為19年も投獄され、脱走した彼はマドレーヌと名を変え工場を経営し、市長にもなる。
その工場で働いていたアロエッテの母でしたが、毎月仕送り(アロエッテのため)をしていたアロエッテの母を怪しむ女監督にクビにされてしまう。
それでも仕送りをしなければいけない為、ブロンドの髪を売り、真珠の様な前歯も売り、娼婦にもなった母でしたが病気にかかり倒れる。
何も知らなかったマドレーヌはアロエッテの母を助け、アロエッテを迎えに行く…

貴族の祖父に育てられたマリユスは幼い時、森でアロエッテ(ひばり)の歌を聴き忘れられずにいた。
そして何度かアロエッテやエポニーヌ(テナルディエ夫妻の長女)と奇遇な出会いをする…


+感想+
3巻までは、もうアロエッテがコテンパンに虐待され本当に可哀想で、ホラー漫画なんです、が、それでも続きが読みたくなる魅力があります。
主人公は3人、アロエッテ、エポニーヌ、マリユス(ジャンバルジャンもかな
アロエッテに惹かれるマリウスに惹かれるエポニーヌの三角関係。
中学生の時よく(ホラーMで)アロエッテだけ立ち読みしていた事を思い出します…
とりあえずマリユス大好きだった、あの頃…(今も好き、貴族のくせに自己犠牲の精神、しかも照れた顔とか可愛い!!怖い絵なのに美しささえあります)
不気田くんもよく読んでたなー…

先日、何となく古本屋へ…まさかアロエッテの歌を見付けるとは運命です!!
重版でヤフオクで稀にセットで出品され5、6千円はする漫画なんです。初版、即買い、千円程。
これは一生大切にします。



11月3日(月)18:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | オススメ本。 | 管理

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