セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



2005年7月12日を表示

或足ノ物語①

※注意
奇妙な人が不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。



世界一美しいもの…それは足だろう
すらりと長いわけではなく短いでもなく…
唯傷一つ無く白い足…
そんな足が僕のそばにあったら、それだけで良い
他に何を望むだろうか?

彼の名前は佐崎 亮輔(ささき りょうすけ)
中肉中背、顔は目鼻立ちが整い実に美しい顔
会社でも近所でも悪いうわさなど何一つ無い
彼に恋する女子社員たちは大勢いる
しかし、彼は女性に見向きもしない
別に同性愛者などでは無いが一部の女子社員はそう噂しているらしい。
しかし、彼は何一つ気にしていなかった
誰に何を言われようが彼はどうでも良かった
唯一人の女性を待ち続けているのだ…

彼は頭の回転が速く仕事も早い
そんな彼を遠くから見つめる女性の名は福田 美奈(ふくだ みな)彼女は佐崎と比べものにならないほど…
お世辞でも可愛いとは言えない女性だった
しかも暗いものだから友達もいない
しかし、彼女にもチャンスがやってきた
ほんの数秒の出来事、佐崎に書類を渡す事だ

その数秒のチャンスに彼女は胸を躍らせた
しかし、自分の様に顔の悪い女が佐崎に書類なんて渡したら嫌な顔をされそうだからそれも怖かった

チャンスの時が来た…
彼女は思い切って佐崎に書類を渡した
これだけで充分
男性と喋った事の無い彼女は傍に行けるだけで充分だった
彼女がその場から離れようとした時…
思いもよらぬ事がおきた

「福田さん?足、綺麗だね」

福田さん…私の名前覚えてくれていたんだ!
と思わず飛んで喜びそうになった
それに…足が綺麗だなんて…
男性に初めて言われた言葉に本当に嬉しかった

「え、そんな事ありませんよ」

嗚呼、何て事を言ってしまったんだ…
彼女はこの言葉で話が終わってしまうと思った
何て事を…

しかし、これでは終わらなかった

「ねぇ、今度どこか食事に行かない?行き成りごめんね」

「え、え?はい」

彼女も、周りの皆も驚いた
特に、食事に誘われた福田本人が一番驚いていた
驚くというよりも怒りしか生まれない女子社員達は福田を睨んだ

なんて事だろう…神様ありがとう!
いつもは重い足取りも軽く更衣室に向かった
嗚呼…夢では無いだろうか?
まるで今の私はお姫様の様…美しい顔の王子様…
初めてのデート…
不安もあったが、今の彼女はそれどころではなかった

ロッカーの傍に行くと例の女子社員たちがいた

「ちょっと―福田さん、チョーシのらないでよね?」
「え?」
「アンタさぁ~あたしらの王子様盗らないでくれる?」
「私…」
「アンタ、自分の顔解ってるの~?」
「え…」
「スゲェブスだし―佐崎さんとつり合わないって~アハハハ」
「・・・・・」

そうだ、私はブスで暗い…佐崎さんに似合わない…
女子社員たちはブツクサ言っていたが聞こえていなかった…

ワタシハブサイク…

溜め息をついたのは他でもない福田 美奈
佐崎にからかわれて言われたかも知れない…
天国から地獄に落ちるのは一瞬だった。

いつも重い足取りは更に重く、動くのも苦しかった
私は誰にも愛されないのだ…
溜め息一つ会社から出たら、そこは別の世界であって、別の、自分をあざ笑う生き物がウジャウジャいる…こんな世界…私は生きている意味があるのかしら?
美奈は何時も通り下を向いて歩き始めた

今日より明日はもっと辛い日々が始まるのだ…


「福田さん?」

「?」

彼女は誰かがふざけて自分を呼んだのかと思いしかめっ面で上を向いた



+続く+


まだ本当に気持ち悪くないですが…
いかがでしたでしょう?



7月12日(火)22:45 | トラックバック(0) | コメント(2) | 小説モルグ | 管理

人形作り

スーパードルフィーに憧れて…
見様見真似で、てか、自己流で体と顔を
学校の文化祭に出そうかと色々人形を作ってます。
でも、ここまでですね~=3



昨日の習字のお手伝いのバイトで面白い事が
ある男の子がって字を…
目と生に!!
爆笑

今日でテスト終わりですが…
明日返ってきます…
死にそうです。

今日の部活…自分の絵の下手さに涙が…
テスト前はワイルドファンシーが広がります!
小説書いています…
私の十八番の人を不快にさせる小説!
悪趣味な男の話~♪
しかし…

ではでは      皿
さいはてアデュー(*ι´)



7月12日(火)17:54 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日々赤裸々 | 管理


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