誕生日~ |
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| 今日で19。 早いもんです…あれですねーだんだん誕生日って薄れて行く(笑) てか今日が何日の何曜日かが分からなくなるのですよ。 今日もいつもと変わらない感じで過ぎていきました(・∀・)ムホ 新しい学校の友達や昔からの友達からもプレゼントもらってかなり喜んでますがね 学校の帰りに皆でクレープ買って食って美味しかった、けど、おじいちゃんからもらったケーキあったよ…寿司も…(´・Д・)」 でも何時も通り皿洗いはやらされた。母親寝てるしね。 父親は昨日事故って元気ないし。 笑っちゃうのが父親の車に突っ込んだのが警察官ってとこ(爆)
ビバ、アイスクリームの日ですよ。
ではでは 皿 さいはてアデュー(*ι´)
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5月9日(水)23:48 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日々赤裸々 | 管理
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眠れる森の我が儘姫(1) |
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| ※注意 読んでいい気分には決してならない小説モドキです、それでもよろしければどうぞお読みください。
その森の城に魔女の呪いによって永遠の眠りにつかされた姫がいました。 姫の永遠の眠りの魔法を解くには王子の愛のキスが必要でした。 今日も一人の王子が城に現れました、しかし、王子はキスをせずに、そそくさ隣で眠る姫を横目に帰ってしまいました。
捨て台詞は哀れみと苦笑混じりで一言「なるほど、こんなものか…」
ソフィア姫はそれほど魅力的で美しくは無かったからです。 その王子が無事に今日のちょっとした冒険話を話しているであろう梟が食事をし始める頃…永遠の眠りについている筈の姫が目を覚ました。
「ちくしょう!またかよ!!」
ソフィア姫はだるそうに美しい金細工のベッドから起き上がる。そして右手で髪をぐしゃぐしゃにかいた。 その姿は、まるで礼儀を弁えない田舎の青年の様… ぐしゃぐしゃになった髪は赤茶色で、色の白い肌には雀斑がいくつもあった。お世辞でも美女とは言えないその姫は部屋をうろうろしてぶつくさ言う。
「もう、いい加減死んでしまいたいわね…生き恥!笑われるくらいならいっそ死んだ方が楽なのよ…」
「ソフィア姫…?」
扉の隙間から顔を覗かせるその少年は少し怯えていた。
「ヨハン!お腹空いた!」 その言葉を聞いた少年はほっとした顔で部屋に入ってきた。少年の手にはワインの瓶とパンが入った籠があった。
「嗚呼っ、なんて事でしょう!また硬いパンと酸っぱいワイン?!これって、私ひょっとして村娘より悪いものを食べてるんじゃない?!」 「そんなこと、ない、ですよ…?」 少年はベッドに座る姫の横に腰をかけた。
「あーあ、今日もまた、王子様に逃げられちゃったわよ…」 俯く少年を姫は横目で見る。 少年はソフィア姫と同い年なのに年下に感じる程幼い顔立ちをしていた、しかし、少女の様に可愛らしく少年と青年との境目で、混じり気の無い漆黒の髪が月光に照らされ美しく艶かしく光っていた。
どうせなら、こいつが姫なら良かったのよ…
そう思いながら自分の土色の髪を指に絡ませた。 無言でパンを切る少年、と言っても18歳で本当の歳は168歳。勿論、姫の歳も168歳。 こうなったのは、今から150年前の事だ…
お互い顔も見たことも無い同士で結婚が決まったソフィア姫とある国の王子。初めて会った王子は姫の顔を見て相当ガックリして見えた。
(こんな姫と一生添い遂げるのか?!)
それを素早く感じとったプライドだけは高い姫は怒り狂い城中を滅茶苦茶にして暴れ回った。 「こんな男っ、こっちから願い下げよ!!私を愛してくれない男と、なんで結婚しなくちゃいけないのよ!馬鹿にすんじゃないわよ!!」
勿論のこと、姫の両親と王子の両親と、その他諸々(先頭にはヨハンもいた)が誰も止められなかった。王子は呆然とこれからの生活に不安を感じ、溜息をついていた。 その話を聞きつけた賢い魔法使いが駆けつけた。
「短気な姫よ、何故暴れておるのだ?」 「誰も私なんか本気で愛してなんてくれないからよ!」 スカートの裾が破け息も荒い半泣き姫が魔法使いを睨み付けた。
「本当にそう思っておるのか?」 魔法使いは姫を睨み返した。 「当たり前でしょう!みんな、みんな、あの王子も、実の父母さえも私の事なんて愛おしくなんて思っていないのよ!だってこんなに不細工な顔をしているんですもの!!みんな大嫌い!」 賢い魔法使いは哀れみを込めた目つきで姫に言った。 「ならば、永遠に生き続けて姫を本当に愛してくれる男を見つければ良い。」 「は?何言ってるの?」
魔法使いが杖を天に向けると一瞬、雷が落ちたかの様に光った。
「お前に魔法をかけた。この魔法は姫を本当に愛してくれる男が現れ姫に愛の口づけをするまで永遠の命が続く。そして昼間は眠り続け、みなが眠る夜中に目を覚ます呪いの様な魔法だ。お前はお前を愛す男が出てくるまで死ぬこともできず生き続ける…。」 「それは…っ」 状況を判断できずにいた姫の代わりに姫の両親が泣き崩れた。
「そんなの酷すぎます!!」 姫と幼馴染の様に育ったヨハンは魔法使いに訴えた。 「……そう…だな。よし」 「ならば、今すぐ姫にかけた魔法を解いてください。」
「一人生き続ける事はあまりにも辛い。何しろ今周りに居る者達は死んでしまう…お前が姫の世話をしてやりなさい。」 「どういうこと?」 姫はやっと一言言った。
「この愚かな姫と、この心優しき少年は永遠に行き続けるのだ。姫に愛の口づけをする男が現れるまで…」 「誰が愚かだって?」 懲りない姫は顔を赤くし魔法使いを睨み続けた…
…そんなこんなで二人は150年行き続けている。 そして未だに誰一人として姫に口づけをする男は居ない。(数え切れないほどの男は来たが) 120年程前に姫の両親は姫のことを思いながら死んでいったが一方の姫は清々したものだった。 150年の間に姫は7回程(本人が覚えている限り)自殺を図ったがどれも失敗に終わった、それは虚ろな姫をヨハンが助けたこともあるし、やはり死ねない魔法がかかっているからだ。
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つづく…
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何か微妙なとこで止めちゃってすみません ファンタジー(?)って難しい。
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5月9日(水)23:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理
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