セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



2006年2月19日を表示

スーベニア(2)

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


綺麗なブロンドにブルーの瞳、こんなわたしに恋しない男の子なんているかしら?
明るく年のわりに若く見られるママに、昔モデルをやっていたカッコいいパパからわたしは生まれた。
「レイチェル、今日も可愛いね!」
男の子たちはわたしに夢中!最高に良い気分!わたしほど幸せな女の子この世に何人いるかしら?
学校に行けば男の子たちにちやほやされて、勿論綺麗で可愛い友達もたくさんいる。
夜は今日仲良くなった彼と映画を観にいって、それから帰り際にキスをして、家の前まで送ってもらった。

「さよならジェーン、また明日!」
「おやすみレイチェル!」

家に帰ったら素敵なママとパパにキスをして寝るのが習慣。
嗚呼そうだ!宿題もやらなきゃいけなかった。

暗闇の中から人影が揺らめいた

「あなた…誰?」
首を傾げ人影に聞いた

「君がレイチェルかい?」
「ええ、あなたは?」

「わたしは…君に会いに来た死神さ…」
「ふふ、面白人ね、けどね、死神さん、今日はもうお家に帰らなきゃいけないの、明日じゃ駄目?」
「……明日じゃ駄目なんだ…」

「え?」

すると、その人影は行き成りわたしに襲いかかった。
次の瞬間からわたしの意識は無い…



軽く曇りがかった空に俺は口笛を吹く。
雨が降りそうなもんだったから、カッパまで着てきちまって情けねぇ…
愛犬のジョーはいつも通り白が黄色くなった感じの汚ぇ色をしたぼっさぼさの毛でワフワフと鼻を鳴らしていた。

「おい、ジョー、今日の俺って情けねぇよな!」
ジョーは見向きもしないもんだから足で少し蹴ってやった。
「キュン」
と一鳴きしたが後は何事も無かったかのように歩き続けた。

朝早く犬の散歩なんて良い子しかやんねぇのに俺ときたら相当な良い子だ。綺麗に人っ子一人いない。
それにしても今日の静けさは尋常じゃない。
みんな、きっと今朝は雨が降るとか思って外に出ないのだろう…
ジョーはワフワフと鼻を鳴らし、急に走り始めた。

「おい!ジョー!待てよ!!」

凄まじい力で俺を引っ張った

ジョーについていくと横道を反れ余計人気の少ない野原に着いた、昔良く遊んだ場所だ、草の背が高いもんだからかくれんぼには適していたが大人には危険だと言われいつの間にか行かなくなったこの野原。
懐かしいなぁ…とぼんやりしていると、ジョーはまたものすごい力で俺を引っ張った。

今見るとそれ程草の背も高くない、俺が大きくなった証拠?

「ワフワフワフッ!」

ジョーが俺の方を振り返った。

「なんだよ~……」

次の瞬間には今日未だ何も食っていないのに吐いていた。
まだ酸っぱいものが口の中に残っていた。

そう、俺は、恐ろしいモノを見てしまったのだ…



「彼は何を見たのですか?」
アダムは美しい顔でわたしを見つめ興味津々だった。

「何を見たと思います?」

「さぁ…そうだな…嘔吐したって事は気持ちの悪いものでも見たのでしょう?」
「ええ、そうですよ、とてつもなく気持ちの悪い奇妙なニンゲンを」

「人間?」


+続く+

さっき更新した(1)と今更新した(2)で(1)だったはずなのですが…文字数が多すぎて載せられませんでしたので、短いですが気にしないでくださいね。



2月19日(日)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理

スーベニア

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。

薄気味悪い森
まるで絵本に出てくるおばけの森
キーキーキーと鳥が鳴く、一層薄気味悪くなる。

わたしはFBI心理分析官のメイリー・ホープ
今日、ある人に会いに行く、これは個人的に会いに行くのだ。

この現代にこんな所が此処以外にいくつあるだろうか?
一人で歩くのも怖いほど鬱蒼と茂る森に、大きないかにも古そうな館。
不思議な雰囲気を醸し出す、それはホーンデッドマンション(お化け屋敷)。
館の壁に張り付くシダが私に少しの恐怖を与えた、まるで危険を知らせているかのよう。
館の庭は何十年も手を付けていないほど荒れていた、池の水は黒ずんで藻のようなものが生えていた。
歩くたびにガサガサと鳴る枯れた草、死した後でもこうして悲鳴を上げる。

「すみません、メイリー・ホープですが…」

錆びたドアがずっしりと立ち構える。
そのドアがギシシと耳につく音をたて少し開いた。
目の前には眼鏡をかけた銀の髪の美青年が立っていた…
「お待ちしていましたよ、メイリー・ホープさん」
彼は微笑んでわたしを館の中へ入れた。

少し埃臭いしかし不思議な安心感が満ち溢れていた、どれも年代物ばかりで、わたしはきょろきょろを辺りを見回していた。
「そんなに珍しいですか?」
微笑みながら振り返る彼に少し驚きながらわたしは頷いた。
「ええ、こんなに素敵なものばかり…わたし、見たことないですもの」
わたしもつられて微笑んだ
「没落貴族ですよ…今じゃこんなんですが、昔は栄えていたそうですよ」

彼はわたしを大きな金の細工がしてある赤いチェアーに座らせた。
目の前にしんと佇むテーブルもチェアーと同じような金の細工がしてあった。
ところで、彼の名前はアダムと言って列記とした医者である、年は二十後半で、若くしてその天才的な頭脳と技術で、その業界ではちょっとした有名人である。
銀の長髪に美しい顔立ち、深い蒼の瞳、そして眼鏡がとても良く似合う青年。

「さぁ、はじめましょうか」

彼は高そうなカップの紅茶を差し出し、チェアーに座った

「ええ…」

わたしはカップを受け取った。


+続く+

お久しぶりの更新は小説妄想モドキですよ。
またまた更にキモさぐれーどUP☆
アダムの設定は個人的趣味をかなり取り入れ、お嬢さんと盛り上がりました。
銀髪の眼鏡。何も言っていないの不思議と細かい設定までも一緒と…
まだ何も分かりませんがきっと、“私”という人間をご存知の方はなんとなくどうなるか分かるはずです☆(´ω`)腐腐腐ん♪
これは、今はまっている小説に影響(かなり)されて書いたんですが…好き嫌いありますよね…お許しくださいねw

ではでは失礼しました。



2月19日(日)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理


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