彼女が死んだ日。(一応小説 |
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| ※注意 不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。
彼女はクラスでも浮いた存在で、大体いつも一人でいた 僕は僕で面白くも無いTV番組の感想とかを同い年の少年たちと話し、何とか友達の輪の中にいた。
何故、彼女が浮いた存在なのかと言うと彼女の手首の包帯、血の滲む時もある彼女の美しい手首。
窓側の席の一番後ろの彼女の髪は日を浴びてきらきらと薄く輝き、色の白さを一層引き立たせ、彼女の瞳は琥珀色に潤む。 僕は、彼女と喋ったことなんて全く無かったけど狂おしいほど愛おしく思っていた。
「アレさ、どう思うよ?」 「何?」 「アレだよ、アレ!」 「は?」 「手首のアレ」 「ああ、あれか」 「気持ち悪くないか?」 「別に」 「顔は可愛いけど、頭はイカれてるな」 すると人差し指を頭上でくるくると回した
「お前は単純だから何も分からないだろうよ」 「はぁ?」 僕は何かと彼女の肩を持ってしまう。
彼女はきっと、僕等には分からない人間の本質が見えてしまうんだ…
そんなある日、僕の愛しい天使がパッと天国へ飛んでいってしまったんだ。 掃除の時間、四階の窓から飛び降りてしまった。
僕が騒ぎを聞いて教室に戻ると、その場にいた少女たちが泣きつくし、少年たちは野次馬になって彼女を見ていた。
泣いている少女の一人に聞いた 「何で彼女は飛び降りたの?」と すると少女は 「まさか、飛び降りるとは思わなかったの、あの子、飛んでみたいって言ったの」 少女は顔を真っ赤にして、それでも冷静に話した 「飛んで、どうなるのか、って…それで、ふざけて飛んでみたら分かるんじゃないって言ったの、そしたら、ホントに…」 「そう…ありがとう、ごめんね」
しばらくすると、誰かが救急車を呼んだらしく何処からともなくサイレンが聞こえはじめ、慌てて先生たちが彼女に近づいていた。
そして彼女は死んだ。
僕の愛しい天使…
静かに眠る彼女は、まるで本物の天使のようだった…
僕は気付いた、彼女の白く美しい手首に傷が無かったことに…
これはあくまで僕の憶測だが、彼女は人間の本質とか、そういうことで悩んでいたのではなく、誰かにかまって、愛してもらいたかっただけでなかったのだろうか? だとすると、僕の天使はただの、他でもない僕と同じ人間だったのだ。
今になって、彼女に愛を告げていればよかったと思う僕はずるいだろうか…
天使ではない、ただの彼女に。
おわり
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 何となく浮かんで書いてみたんだけど、意味不明になってしまいましたよ…(っ´Д゜;) 彼の中では彼女は天使そのもので人間の事で深く悩み、そして自分も同じ人間でまた深く悩む、そして自分を傷つける。文学少女やな? 彼女が死んだことで彼女の本当の姿に少し落胆する、しかし彼女も自分と同じ人間だったということで愛を告げなかった事に自分の愚かさを知る。 全く意味不明だ!! もう勘弁してくれ!! 思いを書くのは難しい…
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4月8日(土)23:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | 小説モルグ | 管理
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