セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



2005年9月12日を表示

歪んだ愛の果て 4

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


俺の新しい生活は何事もなく順調に進んでいた。
今日で2週間…過去の事など忘れそうで…
バイト先の人たちは皆良い人たちだった。

今はバイト先の寮に住んでいる
前住んでいた所を出る前に仕事と家が決まって本当に良かった…
親には色々言われたけど、何とか分かってもらえた。
後、たまに、友達から電話が来た
今は皆と別れた事が悲しく思える…

バイト先はラーメン屋で、これも食事には困らない。
料理の出来ない俺にはもってこいだった。


嗚呼、そんな事より彼女ができた
結衣に比べると可愛くもないが優しいヤツ。
同じバイトの子で名前は五條 紗枝(ごじょう さえ)今18で可愛いお年頃という感じ
部屋が隣で、よく遊びに来る。

引っ越して良かったって思った。

「稜輔さんは、なんでこっちに引っ越してきたの?」
紗枝が何気なく聞いてきた
「まぁ、色々あってさ…」

「ふ~ん、女関係とか?」
女は何でも聞きたがる生き物だ、こいう時は無視するに限る。

「・・・・・・」
無視すると紗枝はふてくされた。可愛いヤツ。

「まぁ、今はもう関係ないよね?」
「嗚呼。」
俺は微笑んで可愛い紗枝を抱きしめた…

「明日も早いから、もう寝よう」
俺が言うと素直に紗枝は部屋に帰った

「うん、おやすみ!」

「おやすみ」


今日も嫌な雨だった、雨はトラウマになりそうだ。
シトシトと静かに地上を濡らす雨…
そんな事も忘れるくらい忙しくなった…

「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」

そんな人の波も少なくなった頃、紗枝は昼ごはんを取りに行った
と、言っても、もう3時になっていた。

俺は皿洗いに向かう
まだまだ先は長い、俺はひと時の休みを大切にした。

隣にいるオジサン先輩はスパスパと煙草をふかす
俺は昼ごはんの後のジュースを飲んでいた。
目の前にあるテレビにはオバサンたちが欠かさず見るドラマ、こんな事が実際になんてあるわけない。
俺はそう思っている。

すると、泣き声が聞こえた…

オジサンが泣き声に気付いて覗いていた
俺は人事の様に気にせずドラマを見た

「おい!オマエ!」
するとオジサンは歪んだ顔で俺を呼んだ

「はい?」
俺は間抜けな顔だったろう、何も関係ないと思っていたんだから。

「オマエ!彼女が泣いてるぞ!!」
「は?」
俺は目を疑った、目の前に涙でグチャグチャになった顔で紗枝は俺を見て何か言っていた。

紗枝は何か言いたそうに苦しい息の中にいた
「ふっ、う、ぐ、りょっ、ぐ、く、ん…」

「おい!どうしたんだよ…」
俺は紗枝を抱きしめようとした
だけど、紗枝は俺の手を払った。

「紗枝?」

「が、ぐっ、が、の、じょ…が、ふっ…」
相当興奮しているのか何を言っているのかよく分からない。

俺は唯、紗枝が落ち着くのを待つしかなかった…


+続く+



9月12日(月)23:00 | トラックバック(0) | コメント(2) | 小説モルグ | 管理

歪んだ愛の果て 3

※注意
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


トゥルルルルルル…トゥルルルルルル…

今日も無言電話が鳴る
毎日、毎日、気が可笑しくなりそうで…
最近大学にも行っていない。

だから電源を切ってやった。

最初からこうすれば良かったんだ…
俺はバイトに向かった、とりあえず働かなければ生きていけない…それに何か買いに行かなくても廃棄が出る。

今日は雨だ。

俺は傘を差しコンビニに向かった。


「はぁ…」
思わず溜め息が漏れた

「どうしたよ~飯田君~」
先輩の勝又さんが話しかけてきた
勝又さんも俺の尋常ではない雰囲気に気付いたのだろう…

「実は、彼女と別れて…」

「え?別れたの?」

「はい…」

「え?だって彼女、結構可愛い子だよね?迎え来てくれてた…あの子、よく飯田君の顔を見に来るよ?ね?」

「え…?」

俺は、大変な女を好きになってしまったこと後悔するしか出来ない…
彼女は、まだ俺の事を愛しているのか?
自分を裏切ってまでした男をまだ愛しているのか?

愛しているのか…?


今日は久しぶりに無言電話の留守電のランプが付いていなくて安心した。
電源が切れているのだから当たり前だが…
あの赤いランプを見るたびに俺は気が狂いそうだった…

家に入ると湿気っぽくて…息するのが嫌になる。

俺は廃棄の弁当をテーブルの上に置いた。


「?」

俺はテーブルの上の置手紙に気付いた。
手に取ると寒気がした…

“稜くん、電話が繋がらないから心配したよ。
 最近、手料理食べてないから元気もでないよね? 大学も行ってないって聞いたよ?
 大丈夫かな?
 夕飯作っておいたから食べてね☆”


「・・・・・」

俺は置手紙を落としてしまった
吐き気がして…
思わず洗面台に向かった

「うっ…」
俺は、ふと鏡の前に映る痩せこけた男を見た

これ…俺?

この数週間、俺は別人の様に痩せこけてしまっていた。
ストレスのせいか…それにしても酷い。


涙が出てきた…

嗚呼…俺、壊れそうじゃないか…

なぁ、もう、疲れたよ…

涙で何が何だか分からなくなって…何が何だか見えなくなった…

俺は、間違っていたのかな?

なぁ…教えてくれよ…


崩れ落ちる俺の体と心はあまりにも脆かった。

涙が零れる床は綺麗に磨かれていた…


「え?ガッコ辞めるの!?」
皆、驚いた表情で俺を見た

「嗚呼、もう疲れた、引っ越して何処かで働く。」

「え~?マジかよ~!何で?家の都合とか?」

「まぁ…そんなモンかな。」
こんな時だけ親のせいにしてしまう…自分は愚かだ…
勿論、引越し先の電話番号は親と、特に仲の良い友達だけにする。

本当は、誰も信じちゃいないんだ…
仲の良い友達だろうと…本当は信じていない…
人なんて信じられなくなった…

「勿論、俺には引っ越し先教えてくれるだろ?」
林田が言った
俺の思いを知ってか知らずか真剣な顔をしていた。

「嗚呼…だけど、誰にも言わないでくれよな…」

「うん」
皆、泣いてくれた

俺は、それでも信じられなかった…。


+続く+



9月12日(月)22:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理

秋だねェ~・・・

今日は色々大変でしたよ…
授業が終わり、うちの学校と中国の学校との交換留学で…なんか、ねぇ。
ホント。今日は習字の手伝いがあったので急がなければいけないのに!O(`Д´)O
しかも、その時点で20分過ぎてたし!
その後に漢字の追試!

ったくよぉ~…

でも、帰り道で素敵な出会い~
もう秋なんですよね~w(^Å^)腐腐
コスモスに…ススキ…栗に…柿…
幸せですw

夏なんて早く終わってしまえば良いのに!
夏が一番嫌いだ!!
夏なんて無くなっちまえ!!(ヲィ

なんか、今日は疲れたよ…
早く寝よう…。



9月12日(月)20:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日々赤裸々 | 管理


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