セキララ絵日記
 
まるで駄目なグラフィックデザイナー見習い日記。
 



小説モルグ
~説明~
管理人の人を不快にさせる世界へ…

スーベニア(2)

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


綺麗なブロンドにブルーの瞳、こんなわたしに恋しない男の子なんているかしら?
明るく年のわりに若く見られるママに、昔モデルをやっていたカッコいいパパからわたしは生まれた。
「レイチェル、今日も可愛いね!」
男の子たちはわたしに夢中!最高に良い気分!わたしほど幸せな女の子この世に何人いるかしら?
学校に行けば男の子たちにちやほやされて、勿論綺麗で可愛い友達もたくさんいる。
夜は今日仲良くなった彼と映画を観にいって、それから帰り際にキスをして、家の前まで送ってもらった。

「さよならジェーン、また明日!」
「おやすみレイチェル!」

家に帰ったら素敵なママとパパにキスをして寝るのが習慣。
嗚呼そうだ!宿題もやらなきゃいけなかった。

暗闇の中から人影が揺らめいた

「あなた…誰?」
首を傾げ人影に聞いた

「君がレイチェルかい?」
「ええ、あなたは?」

「わたしは…君に会いに来た死神さ…」
「ふふ、面白人ね、けどね、死神さん、今日はもうお家に帰らなきゃいけないの、明日じゃ駄目?」
「……明日じゃ駄目なんだ…」

「え?」

すると、その人影は行き成りわたしに襲いかかった。
次の瞬間からわたしの意識は無い…



軽く曇りがかった空に俺は口笛を吹く。
雨が降りそうなもんだったから、カッパまで着てきちまって情けねぇ…
愛犬のジョーはいつも通り白が黄色くなった感じの汚ぇ色をしたぼっさぼさの毛でワフワフと鼻を鳴らしていた。

「おい、ジョー、今日の俺って情けねぇよな!」
ジョーは見向きもしないもんだから足で少し蹴ってやった。
「キュン」
と一鳴きしたが後は何事も無かったかのように歩き続けた。

朝早く犬の散歩なんて良い子しかやんねぇのに俺ときたら相当な良い子だ。綺麗に人っ子一人いない。
それにしても今日の静けさは尋常じゃない。
みんな、きっと今朝は雨が降るとか思って外に出ないのだろう…
ジョーはワフワフと鼻を鳴らし、急に走り始めた。

「おい!ジョー!待てよ!!」

凄まじい力で俺を引っ張った

ジョーについていくと横道を反れ余計人気の少ない野原に着いた、昔良く遊んだ場所だ、草の背が高いもんだからかくれんぼには適していたが大人には危険だと言われいつの間にか行かなくなったこの野原。
懐かしいなぁ…とぼんやりしていると、ジョーはまたものすごい力で俺を引っ張った。

今見るとそれ程草の背も高くない、俺が大きくなった証拠?

「ワフワフワフッ!」

ジョーが俺の方を振り返った。

「なんだよ~……」

次の瞬間には今日未だ何も食っていないのに吐いていた。
まだ酸っぱいものが口の中に残っていた。

そう、俺は、恐ろしいモノを見てしまったのだ…



「彼は何を見たのですか?」
アダムは美しい顔でわたしを見つめ興味津々だった。

「何を見たと思います?」

「さぁ…そうだな…嘔吐したって事は気持ちの悪いものでも見たのでしょう?」
「ええ、そうですよ、とてつもなく気持ちの悪い奇妙なニンゲンを」

「人間?」


+続く+

さっき更新した(1)と今更新した(2)で(1)だったはずなのですが…文字数が多すぎて載せられませんでしたので、短いですが気にしないでくださいね。



2月19日(日)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理

スーベニア

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。

薄気味悪い森
まるで絵本に出てくるおばけの森
キーキーキーと鳥が鳴く、一層薄気味悪くなる。

わたしはFBI心理分析官のメイリー・ホープ
今日、ある人に会いに行く、これは個人的に会いに行くのだ。

この現代にこんな所が此処以外にいくつあるだろうか?
一人で歩くのも怖いほど鬱蒼と茂る森に、大きないかにも古そうな館。
不思議な雰囲気を醸し出す、それはホーンデッドマンション(お化け屋敷)。
館の壁に張り付くシダが私に少しの恐怖を与えた、まるで危険を知らせているかのよう。
館の庭は何十年も手を付けていないほど荒れていた、池の水は黒ずんで藻のようなものが生えていた。
歩くたびにガサガサと鳴る枯れた草、死した後でもこうして悲鳴を上げる。

「すみません、メイリー・ホープですが…」

錆びたドアがずっしりと立ち構える。
そのドアがギシシと耳につく音をたて少し開いた。
目の前には眼鏡をかけた銀の髪の美青年が立っていた…
「お待ちしていましたよ、メイリー・ホープさん」
彼は微笑んでわたしを館の中へ入れた。

少し埃臭いしかし不思議な安心感が満ち溢れていた、どれも年代物ばかりで、わたしはきょろきょろを辺りを見回していた。
「そんなに珍しいですか?」
微笑みながら振り返る彼に少し驚きながらわたしは頷いた。
「ええ、こんなに素敵なものばかり…わたし、見たことないですもの」
わたしもつられて微笑んだ
「没落貴族ですよ…今じゃこんなんですが、昔は栄えていたそうですよ」

彼はわたしを大きな金の細工がしてある赤いチェアーに座らせた。
目の前にしんと佇むテーブルもチェアーと同じような金の細工がしてあった。
ところで、彼の名前はアダムと言って列記とした医者である、年は二十後半で、若くしてその天才的な頭脳と技術で、その業界ではちょっとした有名人である。
銀の長髪に美しい顔立ち、深い蒼の瞳、そして眼鏡がとても良く似合う青年。

「さぁ、はじめましょうか」

彼は高そうなカップの紅茶を差し出し、チェアーに座った

「ええ…」

わたしはカップを受け取った。


+続く+

お久しぶりの更新は小説妄想モドキですよ。
またまた更にキモさぐれーどUP☆
アダムの設定は個人的趣味をかなり取り入れ、お嬢さんと盛り上がりました。
銀髪の眼鏡。何も言っていないの不思議と細かい設定までも一緒と…
まだ何も分かりませんがきっと、“私”という人間をご存知の方はなんとなくどうなるか分かるはずです☆(´ω`)腐腐腐ん♪
これは、今はまっている小説に影響(かなり)されて書いたんですが…好き嫌いありますよね…お許しくださいねw

ではでは失礼しました。



2月19日(日)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理

歪んだ愛の果て 5

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


紗枝は泣いて泣いて…それでもしばらくすると泣き止んで
涙と鼻水を垂らしたまま俺のほうを向いた。

「どうしたんだ?」
俺が優しく聞くと紗枝は、しばらく躊躇いこう言った。
「稜輔さん…の、彼女さんが…」

「え?」
俺は苦笑した、俺の今の居場所なんて知っているはずがない結衣が…結衣を…紗枝が知っているはずが無いのだ。

「彼女さんが…」

「え?」

「稜輔さんを尋ねて…きました」

「は?」
紗枝が嘘をつくことは二だろう。
だけど、何故?

俺は紗枝を置いてバイト先の寮へ向かった。

皆仕事中とあって辺りは静まり返っていた…
静かに自分の部屋のドアを開ける…

キキキキキ…

何ら何時もと変わりない。


しかし、テーブルの上には、何か…皿と…置手紙…
俺が恐る恐る覗いてみると
結衣がよく俺のために作ってくれたチキン料理と…

俺は部屋中を見回った。


恐ろしい女だ…恐ろしい女…

俺の歯ブラシとコップの隣には結衣が使っていた歯ブラシにコップ…
茶碗に箸……
洋服箪笥には結衣の洋服に下着…

俺はソレをゴミ箱に投げ込んだ。

ソレはゴミ箱に入らないほど多く
ソレは思い通りに捨てられない

また、吐き気が俺を襲った…

結衣は…一体何者なんだ?俺に何の恨みがある?


置手紙にはこう書かれていた
“稜くんに会えなくて寂しかったよ。悲しかったよ。
 だけど、これからは、ずっと一緒にいられるね  ”


ドアが開く音がした、俺は寒気を感じた…

キキキキキ…

「稜輔さん?」

なるべく後ろを向かないようにしたが、紗枝の声だった

「・・・・・・」
「どうしたの!?稜輔さん!」
紗枝が俺の後まで来た。

周りの状況からは“俺が狂った(発狂)した”としか分からないだろう…
紗枝は優しく俺の肩を掴んだ

俺が泣いているのに気づいたんだろう…

「良いの、大丈夫、ゆっくり話して」
年下の紗枝に俺は情けなく抱きついて泣いた

俺は泣きながら、ゆっくり、確実に、過去とも、最近とも、の結衣の話をした…

紗枝はしばらく黙ったまま唯、頷いた。


「大丈夫だよ、私は、稜輔さんの見方だから」


その言葉を、俺は、どれだけ望んでいたが…
その一言で、俺は、何かにときはなれた…

紗枝は黙って俺を抱きしめた…

「ごめん…」



キキキキキ…

音がした方を見ると、そこには結衣がいた
結衣の右手にはスーパーの袋が握られていた

俺が震えているのか分かったのか紗枝はより強く俺を抱きしめた…

「あら、お客さんがいたの?ここからスーパーって遠いのね」
結衣は何も無かったかのように微笑んだ。


すると紗枝が震えた声で結衣に言った…

「もう…いい加減にしてよ…どれだけ稜輔さんが困って、悲しんでいるか分からないの?」

「え?」

「分からないの!?稜輔さんの気持ちが!」

なんという光景だろう…
昔愛した女と…今愛している女…

「ふふ、ふふふ…」
結衣が突然笑いはじめた。

「何よ!?」
紗枝が負けじと声を張り上げた…


「貴方には、分からないでしょうが…私がどれだけ稜輔を愛しているか分かる?」
結衣がこちらを振り向いた
「私だって!稜輔さんを愛しているわ!」
紗枝は唇を噛んだ

「死ぬほどね、愛しているの」


それだけ、それだけ聞くと俺は裸足のまま走り出した…

結衣のあまりの恐ろしさを改めて、そして初めて知ったのだ…

俺がいくら逃げても結衣は、どこまでも俺を追いかけてくるだろう…

走って…走って…どこまでも走って…結衣が俺を追っていけない所まで走ろう…

だけど、俺に安住の地はあるのだろうか…?

外国…?

いいや、結衣は外国までも付いてくるだろう…

だったら、俺には、居場所なんて無いのだ…


俺の後ろから結衣が追ってくる…

「待って!待って!」

結衣も裸足のまま美しい髪を振り乱し、顔を歪め追ってきた…

俺は走れるところまで走るつもりだ…

もう、前も見たくない…
俺に居場所なんて初めから無かったんだ…
だったら、こんな所にいる意味も無いだろう…

俺は車が走る道路へ向かった


俺の死を、結衣の目の前で見せ付けたら…
それは、戒めにもなり…
俺はこの世から消えて結衣も付いて来れな所へ行くのだ…
それが、俺だけの安楽の地…


車は何時も通り走る

色々思い出した、小学生の時、好きだった子のリコーダーで放課後吹いてみたり…中学の時、三つも女の子からチョコレート貰ったり…あん時は何でも楽しく思えて…あん時は馬鹿だったなぁ~とか…
人は、死ぬ間際に立たされると過去を思い出すと言うが…
こうもはっきり思い出すとは思わなかった。

まさか…一人の女のせいで、こうも人生が変わるとは思わなかった…


さぁ…見るがいいさ、結衣。

俺は今から、お前の目の前で死んでやる…

そしたらお前も俺を追いかけてなんか来れないだろうよ…


結衣。さようなら。


力の限り走った、きっと俺は死ぬだろう…


+続く+


嗚呼、久しぶりに書いたが…
微妙なとこでまたまた終わってしまいましたよ…
続き書こう~



10月27日(木)21:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理

歪んだ愛の果て 4

※注意 
奇妙な人が書いた小説です
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


俺の新しい生活は何事もなく順調に進んでいた。
今日で2週間…過去の事など忘れそうで…
バイト先の人たちは皆良い人たちだった。

今はバイト先の寮に住んでいる
前住んでいた所を出る前に仕事と家が決まって本当に良かった…
親には色々言われたけど、何とか分かってもらえた。
後、たまに、友達から電話が来た
今は皆と別れた事が悲しく思える…

バイト先はラーメン屋で、これも食事には困らない。
料理の出来ない俺にはもってこいだった。


嗚呼、そんな事より彼女ができた
結衣に比べると可愛くもないが優しいヤツ。
同じバイトの子で名前は五條 紗枝(ごじょう さえ)今18で可愛いお年頃という感じ
部屋が隣で、よく遊びに来る。

引っ越して良かったって思った。

「稜輔さんは、なんでこっちに引っ越してきたの?」
紗枝が何気なく聞いてきた
「まぁ、色々あってさ…」

「ふ~ん、女関係とか?」
女は何でも聞きたがる生き物だ、こいう時は無視するに限る。

「・・・・・・」
無視すると紗枝はふてくされた。可愛いヤツ。

「まぁ、今はもう関係ないよね?」
「嗚呼。」
俺は微笑んで可愛い紗枝を抱きしめた…

「明日も早いから、もう寝よう」
俺が言うと素直に紗枝は部屋に帰った

「うん、おやすみ!」

「おやすみ」


今日も嫌な雨だった、雨はトラウマになりそうだ。
シトシトと静かに地上を濡らす雨…
そんな事も忘れるくらい忙しくなった…

「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」

そんな人の波も少なくなった頃、紗枝は昼ごはんを取りに行った
と、言っても、もう3時になっていた。

俺は皿洗いに向かう
まだまだ先は長い、俺はひと時の休みを大切にした。

隣にいるオジサン先輩はスパスパと煙草をふかす
俺は昼ごはんの後のジュースを飲んでいた。
目の前にあるテレビにはオバサンたちが欠かさず見るドラマ、こんな事が実際になんてあるわけない。
俺はそう思っている。

すると、泣き声が聞こえた…

オジサンが泣き声に気付いて覗いていた
俺は人事の様に気にせずドラマを見た

「おい!オマエ!」
するとオジサンは歪んだ顔で俺を呼んだ

「はい?」
俺は間抜けな顔だったろう、何も関係ないと思っていたんだから。

「オマエ!彼女が泣いてるぞ!!」
「は?」
俺は目を疑った、目の前に涙でグチャグチャになった顔で紗枝は俺を見て何か言っていた。

紗枝は何か言いたそうに苦しい息の中にいた
「ふっ、う、ぐ、りょっ、ぐ、く、ん…」

「おい!どうしたんだよ…」
俺は紗枝を抱きしめようとした
だけど、紗枝は俺の手を払った。

「紗枝?」

「が、ぐっ、が、の、じょ…が、ふっ…」
相当興奮しているのか何を言っているのかよく分からない。

俺は唯、紗枝が落ち着くのを待つしかなかった…


+続く+



9月12日(月)23:00 | トラックバック(0) | コメント(2) | 小説モルグ | 管理

歪んだ愛の果て 3

※注意
不快になるかも知れない小説モドキなので此処で気持ち悪くなったら帰ったほうがいいです。


トゥルルルルルル…トゥルルルルルル…

今日も無言電話が鳴る
毎日、毎日、気が可笑しくなりそうで…
最近大学にも行っていない。

だから電源を切ってやった。

最初からこうすれば良かったんだ…
俺はバイトに向かった、とりあえず働かなければ生きていけない…それに何か買いに行かなくても廃棄が出る。

今日は雨だ。

俺は傘を差しコンビニに向かった。


「はぁ…」
思わず溜め息が漏れた

「どうしたよ~飯田君~」
先輩の勝又さんが話しかけてきた
勝又さんも俺の尋常ではない雰囲気に気付いたのだろう…

「実は、彼女と別れて…」

「え?別れたの?」

「はい…」

「え?だって彼女、結構可愛い子だよね?迎え来てくれてた…あの子、よく飯田君の顔を見に来るよ?ね?」

「え…?」

俺は、大変な女を好きになってしまったこと後悔するしか出来ない…
彼女は、まだ俺の事を愛しているのか?
自分を裏切ってまでした男をまだ愛しているのか?

愛しているのか…?


今日は久しぶりに無言電話の留守電のランプが付いていなくて安心した。
電源が切れているのだから当たり前だが…
あの赤いランプを見るたびに俺は気が狂いそうだった…

家に入ると湿気っぽくて…息するのが嫌になる。

俺は廃棄の弁当をテーブルの上に置いた。


「?」

俺はテーブルの上の置手紙に気付いた。
手に取ると寒気がした…

“稜くん、電話が繋がらないから心配したよ。
 最近、手料理食べてないから元気もでないよね? 大学も行ってないって聞いたよ?
 大丈夫かな?
 夕飯作っておいたから食べてね☆”


「・・・・・」

俺は置手紙を落としてしまった
吐き気がして…
思わず洗面台に向かった

「うっ…」
俺は、ふと鏡の前に映る痩せこけた男を見た

これ…俺?

この数週間、俺は別人の様に痩せこけてしまっていた。
ストレスのせいか…それにしても酷い。


涙が出てきた…

嗚呼…俺、壊れそうじゃないか…

なぁ、もう、疲れたよ…

涙で何が何だか分からなくなって…何が何だか見えなくなった…

俺は、間違っていたのかな?

なぁ…教えてくれよ…


崩れ落ちる俺の体と心はあまりにも脆かった。

涙が零れる床は綺麗に磨かれていた…


「え?ガッコ辞めるの!?」
皆、驚いた表情で俺を見た

「嗚呼、もう疲れた、引っ越して何処かで働く。」

「え~?マジかよ~!何で?家の都合とか?」

「まぁ…そんなモンかな。」
こんな時だけ親のせいにしてしまう…自分は愚かだ…
勿論、引越し先の電話番号は親と、特に仲の良い友達だけにする。

本当は、誰も信じちゃいないんだ…
仲の良い友達だろうと…本当は信じていない…
人なんて信じられなくなった…

「勿論、俺には引っ越し先教えてくれるだろ?」
林田が言った
俺の思いを知ってか知らずか真剣な顔をしていた。

「嗚呼…だけど、誰にも言わないでくれよな…」

「うん」
皆、泣いてくれた

俺は、それでも信じられなかった…。


+続く+



9月12日(月)22:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説モルグ | 管理


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